LIABILITYとは、カリフォルニア州で車を持っている人なら必ず入らないといけない保険です。対人損害賠償保険(Bodily Injury)と対物損害賠償保険(Property Damage)の2種類があり、州法では下記が最低限義務付けられています。
上記の額では法的な義務は果たしますが、十分な補償内容とは言えず、損害賠償保険限度額を上回る支払い義務が生じる為(訴訟回避の意味も含めて)、安心して運転して頂く為にも、補償額を高めに設定される事をお勧めいたします。
お勧め:
任意保険は、上記の保険に加えて、自分が必要で入っておいた方がいいと思われる保険になります。車社会のアメリカですので、できるだけ入っておくことをおすすめします。
*上記以外にはレンタカー使用保険(Rental Car Reimbursement)といって事故による車の修理期間中のレンタカー費用に適用されます。 一般には1日当たりの支払い限度額、最大支払額や最大適用日数が30日までと定められています。 そしてけん引き費用保険(Towing and Road Side Service)は事故の際のけん引き費用などを補助します。
車の年式・車種、年間走行距離数、使用目的、住居地(車の止める場所)、運転経験年数(日本での運転暦も含まれる場合あり)、事故または違反歴、年齢などに基づいて決められます。 保険会社毎にレートが異なる為、保険料金、そしてカバー内容も異なってきます。
更に保険には様々な割引があり、複数車輌割引、盗難防止セキュリティーの有無(LoJackなど)、保険継続加入年数、また家と車の保険を同一会社で加入した場合などの割引を実施している保険会社があります。
救急車が必要な怪我をしている人がいる場合は911へ連絡し、現場の住所を明確に伝えてください。警察への連絡も必要になります。しかし、マイナーな接触事故に関しては、警察が介入することは稀です。人身事故や大きな事故の場合はポリスレポートが必要になりますので電話でその旨を伝えるかまたは、所轄の警察署に連絡をしてください。示談にしたい場合、よく警察を呼ばずに済まそうとする場合がありますが、相手に過失がある場合、相手方が情報交換を渋る場合があるので、警察を呼び、Accident Reportを書いてもらうことをお勧めします。
その他、当事者同士が必要な情報は下記のものです。
上記の情報を入手したら、エージェントまたは保険会社へ連絡してください。証拠として現場の写真を取っておくのもお勧めします。
相手が支払い能力のある人であればいいのですが、このようなケースは殆どの場合、支払能力のない人が多いので、自己負担となる可能性が高いです。そのようなケースを想定して、ご契約内容に「無保険者対人対物保険(Uninsured Motorist Bodily Injury/Property Damage)」を追加することより、ご自身の保険でカバーしてくれます。その際は上記にも記載した相手のインフォメーションを必ず取ることが条件です。
余談になりますがカリフォルニア州では、州法により保険加入義務が定められているにも関わらず、無保険者ドライバーが全体の30%以上いると言われています。基本契約と共に無保険者保険の加入も是非お勧め致します。
捜査終了後、お車が見つからない場合は免責額(上記でいえば$500)を引いた残額に対して、保険会社はお車のActual Cash Value(現在のお車の価値)の金額とSale Tax(消費税)分を支払います。Actual Cash Value(以下ACV)とは、Replacement Cost(代替コスト)から、減価償却額を引いた残りの金額を言います。例えば、盗難に遭い、新しい車へ買い換えるための代替コストが$10,000とした場合、現在まで使用した減価償却分が30%であれば、ACVは$7,000となり、免責額が$500ならば、保険会社からはトータルで$6,500の金額が保険で支払われることになります。
アメリカの保険会社は無数にありますが、実際に保険料がサービスの質、クレーム処理の迅速さなどに比例して高くなるのも事実です。事故が起きてから事故処理の怠慢による訴訟や保険金支払期間延滞などのトラブルを避けるためにも、保険料の安さだけにとらわれずに、信頼性があり、財務能力の優れた保険会社を選択することが大切です。
州に拠って異なりますが、カリフォルニア州では最低損害賠償額は、相手一人に対して$15,000、一事故に対して$30,000、対物一事故につき$5,000となっております。車の全損事故や、けが人が入院してしまうケースでは、この最低限度額以上になってしまい、それ以上に掛かる費用は自己負担となりますので、注意が必要です。最低でも相手一人つき$100,000以上、また対物一事故につき$100,000以上の保険に入っておくなどの補償額を高めに設定される事をお勧めいたします。
通常3年間無事故無違反のドライバーは、"Good Driver Discount"(優良ドライバー割引)があり、保険料が割引されます。その他、車を2台以上持たれている方は、"Multiple Car Discount"が適用し割引されます。夫婦などで2台の車を両方乗られる方は、これらの特典を活かしご加入されるのが得策です。割引率は保険会社により異なり、保険内容によっても異なってきます。
DUI (飲酒やドラッグを摂取して運転すること)で事故を起こされた場合は原則的には保険は適用されますが、ケースバイケースの時もあります。飲酒運転はアメリカでは重罪ですので「飲んだら乗るな」を肝に銘じ、決して飲酒運転はしないように心がけてください。万が一飲酒運転で事故をおこされた場合はDUI専門弁護士に相談されることをお勧めします。
このケースでは、ご自身がPermissive Driver(許可を得た運転手)扱いになり、まず友人の車の保険会社が第一に介入します。そして、友人の車の保険補償額が足りなかった際に、第二に自分の保険が適用されます。しかし、自分の保険が友人の保険よりも補償内容が大きい事が条件です。
ご自身が加入している保険のポリシーにレンタカーもカバーされる条項が記載されている場合はレンタカーでもご自身の保険範囲内でカバーされます。ただし、Liabilityのみあるいは適用されている保険内容全てご利用頂けるなど保険会社により異なります。ご利用になる前にご自身の保険会社にお問い合わせください。
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